まずは画像を御覧ください。懐かしくないですか？

　私はルパン三世の映画の一場面で見た記憶があります。飲める実物を見たのはこれが初めて。

　外国に行くとどこの家庭でもテーブルに置いてあるんだと子供の頃は想像していました。

　これはフィアスコボトル（こもかぶり瓶）と言って、ぷくっと膨れた可愛らしい形状のフラスコボトルを藁で包んだワインなのです。側面に付いている紐は農作業中に樹の枝なんかに吊り下げて置くために考案されたのだとか・・・。

　中身はイタリアのキャンティが詰められていますが、そもそもは「メリーニ」というワイナリーが瓶の破損を防ぐために藁で包んで保護するために考案されました。

　ボトルを保護するための藁は藁職人の手によるものなので職人の減少とともに現在ではほとんど見られなくなってしまいました。

　大量生産ができないのでデイリーワインの価格帯ですが数量限定の希少なものになるかもです。


　「男子食堂」誌、「家飲み極上ワイングランプリ2012」にて1000円以下赤ワインの頂点に立った旨安キャンティ。

　カンティーナ・フラテリ・ベリーニは、1800年頃から代々ワイン造りを続けてきた親族経営のワイナリー兼ワイン商。銘醸地ルフィナに本拠を置き、食事と共に楽しめる、味わい深いスタイルのワインを食卓に届けてきました。20世紀半ばに近代設備を導入、輸出にも力を入れ始めた結果、現在ではアメリカ、日本をはじめとした世界各国で親しまれているブランドのひとつとなっています。

本体価格 (税込価格)	¥1,300-   (¥1,430- )
容量	750ml
国	イタリア
生産者(社)	ベリーニ
産地	トスカーナ州
地域	キャンティ
品質等級	DOCG
葡萄品種	サンジョヴェーゼ80%　カナイオーロ10%　マルヴァジア・ビアンカ10%
年度	2020
種類	赤
味わい	軽 ・ ・ ◆ ・ ・ 重