カートを見る
七森酒店とは
お支払い・送料
お問い合わせ
店主のワインブログ
シャンボール・ミュジニー1er'97
Home
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ
シャンボール・ミュジニー
ワインの詳細
■コント・ジョルジュ・ヴォギュエ WA5つ星 IWC92点
記録にヴォギュエの名が現れるのは1700年代の半ばだが、ルーツはそれ以前に遡り、ボーヌのオテル・デューを建立したニコラ・ロランと同時代までたどることができる。現在の所有者はエリザベート・ド・ラドゥセット――先代ジョルジュのひとり娘で、ロワール地方のラドゥセット社やシャブリのレニャール社を経営するパトリックの伯父、バロン・ベルトラン・ド・ラドゥセットに嫁いだ――。ドメーヌを継ぐと同時にスタッフも刷新し、以前のつくり手、アラン・ルーミエ――ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエの当主クリストフの父ジャン=マリの兄で、息子はエルヴェ・ルーミエを運営――から現在の醸造長であるフランソワ・ミエを中心のチームに替えた。今年でちょうど20年が経過したが、評価は以前にも増して高まるばかりで、ワインはその姿を目にするのも儘ならないという状態が続いている。
ミエのモットーはぶどうの声に耳を澄ますということ。そのため四角四面の決まりきったやり方ではなく、畑での作業からつくりまで、その年毎に即したフレキシブルかつ細心の注意をもって臨む。耕作面では基本的に化学肥料、農薬の類は用いず、こまめな手入れをする。芽掻き、ヴァンダンジュ・ヴェールト――ヴィンテージによる――を付し最適な房の量に調節。基本的に全て除梗された果実は昔ながらの木製の発酵槽でアルコール発酵を開始。樽熟での新樽の割合は低く例年 2割から3割、グラン・クリュでも多くて4割までという具合。テロワールにプラスして年毎の自然な表情を引き出すことに腐心している。
12ヘクタール以上の広さがあるドメーヌだが、そのうちの10ヘクタールをミュジニーとボンヌ・マールが占める。10.7ヘクタールの広さがあるミュジニーは北からレ・ミュジニー、レ・プティ・ミュジニー、それにラ・コンブ・ドルヴォーの3つのリュー=ディからなるが、ヴォギュエは、レ・ミュジニーのほとんどとレ・プティ・ミュジニーの全てを所有し、アペラシオンの7割近くを独占するという、このグラン・クリュ最大の大地主。ボンヌ・マールも最もシャンボル寄りに区画を所有するが、その個性はミュジニーとは大きく異なる。高いところで奏でられている響きにしっかりとした低音がバックを支え、繊細さここに極まれり、といった感のあるミュジニーに較べると、まるみがあり地に足のついたうまみが感じられるボンヌ・マールはそのスケール感、複雑さがより分かりやすいグラン・クリュといえる。
ドメーヌで所有するのは、ミュジニーとボンヌ・マールにプルミエ・クリュのレザムルーズ、それにヴィラージュのシャンボル=ミュジニーだけ。しかし現在リリースされている銘柄にはシャンボル=ミュジニーのプルミエ・クリュやブルゴーニュ・ブランなどがある。これはグラン・クリュのミュジニーをデクラッセしたワインたちで、シャンボル=ミュジニーのプルミエ・クリュはミュジニーの若木――樹齢25年に満たないぶどう樹がプルミエ・クリュとなり、所有するミュジニーの区画の半分弱がそれとしてリリースされている――からつくられ、同じくブルゴーニュ・ブランは10年ほど前に植え替えられたミュジニー・ブランの区画のシャルドネ種からのワイン。
おかげさまで完売いたしました
No.1800
本体価格 (税込価格)
¥24,000- (¥26,400- )
容量
750ml
国
フランス
生産者(社)
コント・ジョルジュ・ヴォギュエ
産地
ブルゴーニュ
地域
コート・ド・ニュイ
地区
シャンボール・ミュジニー
葡萄品種
ピノノワール
年度
1997
種類
赤
味わい
軽 ・ ・ ・ ・
◆
重
店長セレクト
今月のおすすめ
新入荷
セール
特集
ランキング
国別
フランス
シャンパーニュ
ボルドー
サンテステフ
ポイヤック
サンジュリアン
マルゴー
グラーヴ
ボルドーその他
ソーテルヌ
サンテミリオン
ポムロール
ブルゴーニュ
ブルゴーニュ・ルージュ
ブルゴーニュ・ブラン
シャブリ
コート・ド・ニュイ
コート・ド・ボーヌ
コート・シャロネーズ
マコネ
ボジョレー
アルザス
ロワール
コート・デュ・ローヌ
フランスその他
イタリア
ピエモンテ州
トスカーナ州
イタリアその他
スペイン
ドイツ
アメリカ
オーストラリア
南アフリカ
日本
その他の国
ワイン以外のお酒
ワイングッズ
ワイン誌
バナー