レッド・カー シラー"スピーク・イージー"'06

ワインの詳細

■レッド・カー WS88点
 以前、南カリフォルニアを走っていた路面電車のニックネームをそのままワイナリー名にしているサンタ・バーバラの「レッド・カー」。

 「我々の目指すゴールは、リッチでドラマティックなワインを造ることだ!」と熱い情熱を燃やす「レッド・カー」ですが、ワイナリー創設者の故マーク・エストリン氏は、映画脚本家からワインショップのセールスマンに転身し、2000年にレッド・カーを設立するために、映画製作者のキャロル・ケンプ氏とパートナーを組んだという、なかなか異色の経歴の持ち主です。

 ファーストヴィンテージは2000年。「THE WINDOW」と名付けられたそのワインはシラー100%で造られており、パーカーに絶賛され90点を獲得しました。

 その少ない生産量と「シン・クア・ノン」のように毎年変更される個性的なラベルで瞬時になくなるカルトワインとなりました。

 「我々はワインを愛するのであって、ブドウ樹を愛するのではない」と明言しており、古典的な手法と現代的なテクニックを使い分け、ワインからアロマやフレーヴァーを取り去らないよう、清澄や濾過は行っていないとのことです。

 「スピーク・イージー」とは、英語で「もぐり酒場」の意。本ヴィンテージでは、シラー99%に、ヴィオニエ0.6%、ルーサンヌ0.4%を混醸しています。このわずかな1%が、味わいの機微を左右するのでしょう…。

 「“スピーク・イージー”は、これまでの我々のワインの中で、もっともクールな作品だ。シラーにヴィオニエとルーサンヌを足してあるという、この進化形のワインは、より洗練され、優美なシラーワインを生み出すために挑戦を重ねた結果である。野生のブルーベリーやチェリー、リコリスやコナ・コーヒーがバランス良く上品に、且つ芳醇な形で感じられる。オークの新樽率を低くしたため、口当たりはよりシルキーになった。オレンジの皮のノーズと並行して、砕いた胡椒の粒や青草、クローブなどの香りが漂ってくる。エレガントな印象が続いてゆく。」というワイナリーからのコメントからも、一般的なシラーワインの概念から次の段階へ足を踏み出した、クールながらも果敢な作品であることが予想されます!
     おかげさまで完売いたしました

No.1674
本体価格 (税込価格)
¥7,600-   (¥8,360- )
容量 750ml
アメリカ
生産者(社) レッド・カー
産地 カリフォルニア
葡萄品種 シラー99%、ヴィオニエ0.6%、ルーサンヌ0.4%
年度 2006
種類
味わい 軽 ・ ・ ・ ・