シェフ&ソムリエ


 

グラスの形状
グラスの側面の形状が口内で味のバランスを決定します。グラスの口部が外側に開いていると、ワインを飲む際でも頭部はまっすぐの姿勢のままです。舌先の味蕾がまず作用し、他の感覚に先がけて、甘さを感じ取ります。
逆に、グラスの口部がつぼまっていると、ワインを飲む際にやや頭部を傾けなければなりません。そのためワインが舌の裏側に流れ込み、味蕾では酸味や苦味がより敏感に感じ取られます。
口部の繊細さは、唇に心地よい感覚を与え、ワインを的確に口内に導きます。
優雅で繊細なステムは持ちやすく、平らなボトムはテーブル上で安定します。

グラスのサイズ
グラスのサイズはワインのバラエティー豊かなアロマを感じ取るのに影響します。あらゆる種類の香り(ブーケ)を臭覚に届けなくてはなりません。グラスの上部のフルーティーでフローラルなアロマから、グラスの底のウッディーでバニラの香りのアロマまで。

Kwarx(クウォークス)はアルク インターナショナルの研究開発部門で誕生したハイテクノロジーの新素材です。その絶対的な透明度、長く持続する輝き、物理的衝撃への高い耐性は、オープンナップおよびセレクト・シリーズの特筆すべき魅力となっています。

ウノロジー、ワイン・テイスティングは誰もが分かち合える芸術です。
グラスはワイン テイスティングの重要な要素です。グラスによってワインの魅力が最大限に引き出されます。カップに指を置いてワインを温まらないように、グラスのステムか底を持ちます。Kwarx(クウォークス)の絶対的な透明度によってワインの色調を楽しむことができ、グラス口部の繊細さは唇に触れる際に心地よく感じられます。さらに、口部がわずかにつぼんでいる大きなカップには、その上部にアロマが凝縮されます。テイスティングはあらゆる感覚、とりわけ視覚、嗅覚、味覚に訴えます。
視覚目で見て、ワインのタイプ、濃厚さ、アルコールや糖のレベル、製造年や成熟度を知ることができます。
嗅覚デカンタに移され、空気にふれたワインは、アロマを醸し出します。グラスの底をテーブルに完全に平らに置き、グラスの中でワインを回して、フルーツ、植物、スパイスなどより多くのアロマを感じ取ります。
味覚舌の味蕾は、基本的な味わいを感じ取ります。●舌先で甘味、●舌の側面と裏側で塩味と酸味、●舌の奥で苦味